クレジットカード

スキミングの切り札ICクレジットカード

 カード会社がスキミングの切り札として発行を始めたのがICクレジットカードです。ICカードの最大の特徴はその情報量の多さです。今までの磁気カードの場合は数十文字分の記憶量しかなかったのが、ICカードでは8000文字以上の情報を記憶することができます。

 さらに書き換えも困難になるなど、セキュリティ面でも非常に優れているためスキミングなどのカード犯罪にかなりの効果が出るものと期待されています。

 またICカードは加盟店側にも利点があります。現在はカードを使ってよいかの承認作業は電話回線を通じて行っています。したがってカードを使われるごとに加盟店側には電話代がかかっているのです。しかしICカードの場合は大容量の特長を生かして、カード内のデータで承認作業ができるため電話回線を使う必要がなくなり、経費削減につなげることができます。

 ICカードの価格は磁気カードと比べると結構割高ですが、ICカードの利点の多さからカード業界は磁気カードからICカードへとシフトしつつあります。

しかしICクレジットカードには欠点があって、暗証番号でカード決済をします。暗証番号は本人しか知らないことが前提なので、暗証番号を使った不正利用については補償対象外です。暗証番号を他人に教えなければいい、ですむものでもなく、暗証番号を入力している間に他人に盗み見られたりする可能性もあるため安全ではないのです。サインによる認証のほうは補償が利くため、サインのほうが良かったりします。

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